楽天を使っていると、ポイントは貯まっている気がします。でも「1年でいくら得したの?」と聞かれたら、私は答えられませんでした。画面に出ている数字は見ていても、まとめて確かめたことが一度もなかったからです。
先日、ふるさと納税のことを調べていたときに、ついでにポイントの履歴も開いてみました。そうしたら、思っていたのとずいぶん違う数字が出てきました。今回は、楽天PointClubで1年分のポイントを実際に確かめてみた記録です。見方も書いておくので、よかったら同じように見てみてください。
楽天PointClubで1年分を確かめる手順
楽天PointClub(楽天ポイントの専用サイト)を開いて、上のメニューから「ポイント実績」を選びます。ページの右側に「獲得レポート」という小さな欄があって、「前月分」「1年以内」「1年以上前」の3つが並んでいます。
この「1年以内」を押すと、直近1年ぶんの「獲得」「利用」「失効」が、表になって出てきます。ポイントの画面は何度も見ていたのに、この表は今まで一度も開いたことがありませんでした。

ポイント数はいつも見ていたのに、「1年でいくらか」は考えたことがありませんでした。
合計の数字にひそんでいた、勘違い
表を見て最初に驚いたのは、合計の数字が思っていたよりずっと大きかったことです。ただ、よく見ると、その下に「楽天ポイント」と「楽天キャッシュ」の行が分かれていました。
楽天キャッシュは、先にお金を入れておいて使う電子マネーのようなものです。ここが落とし穴で、チャージした分も「獲得」に含まれます。つまり合計の欄には、自分で入れたお金が混ざっているということです。これは得したポイントではありません。
合計の数字をそのまま「1年でこれだけ得した」と読むと、実際よりかなり多く見えてしまいます。私も最初は「こんなに得していたの?」と思ってしまいました。
では、買い物で本当に得していた分はいくらだったのか。楽天ポイントの行だけを見ると、1年間の獲得は39,893ポイントでした。月にならすと3,300ポイントほどです。

思っていたより地味な数字でしたが、これが私の実際のところでした。
年別で見えた、2023年からの減り方
同じサイトのトップページには「月別ポイント獲得数」というグラフがあって、その右上の「年別で見る」を押すと、年ごとの合計が出てきます。私の記録はこうでした。
| 年 | 獲得ポイント |
|---|---|
| 2020年 | 34,713 |
| 2021年 | 61,250 |
| 2022年 | 95,942 |
| 2023年 | 76,297 |
| 2024年 | 51,667 |
| 2025年 | 29,071 |
| 2026年 | 29,679(9月時点) |
2019年まではほとんど貯まっていません。楽天を本格的に使うようになったのが2020年ごろで、そこから増えていって、2022年がいちばん多い年でした。
そこからは、はっきり下がっています。2022年の9万5千ポイントから、2025年は2万9千ポイント。3年で3分の1近くになりました。
減った理由として、思い当たること
いちばん大きいのは、ふるさと納税をしなくなったことだと思います。
私は2023年の12月に、長く勤めた職場を退職しました。ふるさと納税は、その年の収入に応じて上限が決まる仕組みなので、退職したあとは以前と同じようにはできなくなりました。ふるさと納税はまとまった金額になるうえに買い回りの対象にもなるので、ほかの買い物のポイントまで一緒に押し上げていたのだと思います。
ただ、それだけで説明がつくわけでもありません。退職した翌年の2024年は、まだ5万ポイント貯まっています。ふつうの買い物が多かったのかもしれませんが、正直なところ、はっきりした理由は分かりません。
それでも、数字を並べてみて思ったことがあります。ポイントが減ったのは、損をしたからではないということです。収入が変わって、買い方が変わった。その変化がそのまま数字に出ているだけでした。ポイントの履歴は、暮らしの記録でもあるのだと思いました。
ちなみに2026年は、9月の時点ですでに2025年の1年分を超えています。下がり続けているわけではなさそうです。

減っているのを見たときは少しさびしかったのですが、理由が分かると納得できました。
使えるポイントが664しかなかった理由
確かめているうちに、もうひとつ気づいたことがあります。
私の画面では、今すぐ使えるポイントが664ポイントしかありませんでした。持っているポイントは3万8千ほどあるのに、です。
理由は「貯めトク」という設定でした。これをONにしておくと、手に入った通常ポイントが毎日自動で「楽天ポイント利息」に預けられます。私の場合、37,245ポイントがそちらに入っていました。手元に見えていなかっただけで、なくなっていたわけではありません。
いつ設定したのか、正直まったく覚えていません。たぶん何かのキャンペーンのときにONにして、そのままになっていたのだと思います。一度ONにすると、あとは何もしなくても続く設定なので、忘れてしまうのも無理はないのかもしれません。
楽天ポイント利息は、預けたポイントに年利0.108%の利息がつくサービスです。楽天の説明によると、預けたポイントが減ることはなく、1ポイントからいつでも引き出せるとのことでした。
私の37,245ポイントだと、1年でつく利息はだいたい40ポイントほどの計算になります。減らないので置いておいて困ることはありませんが、増えるという感覚ではありませんでした。
失効ゼロでも油断できない、期間限定ポイント
1年間の「失効」の欄は0でした。ここは少しほっとしました。
ただ、安心してばかりもいられませんでした。手元にある664ポイントは全部が期間限定ポイントで、期限は1か月半ほど先だったのです。
そして、さきほどの「貯めトク」は通常ポイントだけが対象です。期間限定ポイントは自動では預けられません。つまり、いちばん失効しやすいポイントは、自動では守ってもらえないということでした。
出典:【ポイント利息】貯めトクモードについて|楽天市場ヘルプ

「貯めトクにしているから大丈夫」と思い込んでいたので、気づいてよかったです。
私はふだん、ポイントは楽天市場の買い物に使っています。使い方が簡単で、迷わなくてすむからです。少額のときは、近所のコンビニで使ってしまうことも多いです。難しい使い方を覚えなくても、取りこぼさないほうが大事だと思っています。
確かめてみて、これから続けること
数字を見たあとでも、買い方を変えるつもりはありません。私にとって楽天市場の買い物は、ポイントを貯めるためのものではないからです。必要なものを買う。ポイントはそのおまけ。この順番だけは変えないようにしています。
ポイントのために、いらないものを買ってしまっては意味がありません。必要なものを買うタイミングでお買い物マラソンの期間が重なっていたら、そこに合わせて少しお得に買う。そのくらいの付き合い方が、私にはちょうどいいと思っています。
なので、ここで決めたのも、たくさん貯めるための工夫ではありません。貯まっているものを取りこぼさないための確認です。この3つだけ続けようと思いました。
- ・ 年に一度、「1年以内」のレポートを見る お正月でも誕生月でも、思い出しやすい時期に決めておきます
- ・ 合計の欄を鵜呑みにしない チャージした分が混ざっていないか、内訳まで見ます
- ・ 期間限定ポイントの期限だけは、ときどき見る 貯めトクでは預けられないので、自分で見るしかありません
おわりに
確かめてみるまで、私は自分が1年でどれだけ得しているのか、まったく分かっていませんでした。並べてみたら、思っていたより地味な数字で、でも思っていたより意味のある数字でした。
いくら得しているか分からないままだと、お買い物マラソンのたびに「これで得しているのかな」と迷い続けることになります。1年に一度、5分だけ確かめてみる。それだけで、買い物のときの気持ちが少し落ち着く気がしています。
