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子どもの学費、ボーナスを回しても足りなかった私が今思うこと

子どもの学費、ボーナスを回しても足りなかった私が今思うこと

子どもの学費を、どうやって準備したのか。振り返ってみると、私が工夫したと言えるのは、ボーナスを生活費に入れずに学費にあてたこと。それくらいです。

しかもそれだけでは足りず、子どもたちには奨学金を借りてもらいました。うまくいった話ではありません。今になって後悔していることも含めて、正直に書いてみます。これから学費がかかる方の参考になればと思います。

高校から大学院、海外の大学まで、2人の進学

子どもは2人で、2学年ちがいです。

上の子は私立の高校に通い、大学受験では1年浪人しました。大学に4年通ったあと、大学院に2年進んでいます。下の子は公立の高校を卒業したあと、半年ほど語学学校に通い、海外の大学に進みました。

学費というと、高校の3年間と大学の4年間を思い浮かべがちです。でも実際には、浪人の1年、大学院の2年、語学学校の半年と、思っていなかった期間が次々に加わりました。進路は、一直線に進むとは限りませんでした。

ボーナスは生活費に入れず、学費にあてる

私が決めていたのは、ひとつだけです。毎月の給料で暮らし、ボーナスには手をつけずに学費にあてることでした。

ボーナスを生活費の足しにしてしまうと、いつの間にかなくなってしまいます。最初から学費のためのお金と決めておけば、迷わずにすみます。幸い、ボーナスが減ることはありませんでした。

まみぃ

工夫というより、それしか思いつかなかった、というのが本当のところです。

それでも足りなかった、2人の学費が重なった時期

いちばん大変だったのは、2人の学費が重なった時期です。上の子の大学と、下の子の留学が同じ時期になりました。ボーナスだけでは、とても足りませんでした。

生活費も、ずいぶん切り詰めたと思います。まず削ったのは、自分のものにかけるお金でした。微々たるものですが、何を買うにもなるべく安いものを選ぶようにしていました。

それでも足りない分は、子どもたちに奨学金を借りてもらうことになりました。

子どもに借りてもらった奨学金のこと

今いちばん後悔しているのは、この奨学金のことです。

当時の私は、返済の重さについて、そこまで深く考えていませんでした。軽い気持ちで、子どもに借金を背負わせてしまったと思っています。子どもたちも、借りるときにはそこまで考えていなかったと思います。

今は、その返済が子どもの負担になっているはずです。私に知識があれば、借りる前にしっかり話をして、子どもの将来について一緒に考えられたのではないか。そう思うと、後悔が残ります。

まみぃ

親の私がよく分かっていないまま、子どもに決めさせてしまいました。

借りる前に、親子で見ておきたかった返済の見通し

今になって調べてみると、奨学金を貸している日本学生支援機構のサイトに、「奨学金貸与・返還シミュレーション」というページがありました。いくつかの質問に答えると、借りる総額や、毎月いくらずつ返していくのか、返し終わるのがいつごろになるのかの目安が分かります。

出典:奨学金貸与・返還シミュレーション(日本学生支援機構)

あのとき、これを子どもと一緒に見ていたらと思います。毎月の返済額と、返し終わる年齢が数字で見えていれば、借りる金額や進路の選び方について、もっと話ができたはずです。

知識があったら、できたと思うこと

家計の管理について、私には知識がありませんでした。もっと早く知っていれば、計画的に貯めることができたと思います。

たとえば、子どもが何歳ちがいで、2人とも大学まで行ったら学費がどのくらいかかるのか。そのあいだの住まいの費用や車をどうするのか。暮らし全体の見通しを先に立てておけば、学費が重なる時期も、前もって分かっていたはずです。

積み立ての投資を知ったのは、5〜6年前のことでした。今は老後のためのお金として、少しずつ積み立てを続けています。子どもが小さいころに知っていたら、学費の準備にも使っていたと思います。

学費がこれからかかる方に、伝えたいこと

うまくいった話ではないので、えらそうなことは言えません。それでも、振り返って思うことを書いておきます。

  • ・ ボーナスを生活費に入れない 私にできた、たったひとつの工夫です。それでも、ないよりはずっと助かりました
  • ・ 進路は一直線とは限らない 浪人、大学院、留学。学費がかかる期間は、思っていたより長くなることがあります
  • ・ 奨学金は、返すところまで親子で話す 借りる前に、毎月の返済額と返し終わる時期を、一緒に見てほしいと思います
  • ・ 見通しは、早いうちに 子どもが小さいうちほど、打てる手は多いと感じています

おわりに

子どもの学費は、ボーナスと、切り詰めた生活費と、子どもたちの奨学金でなんとか乗り切りました。乗り切ったとは言っても、その一部は今も子どもたちが背負っています。

知らないまま過ぎてしまった時間は、戻ってきません。ただ、同じように学費のことで悩んでいる方が、少しでも早く見通しを立てるきっかけになればと思って、この記事を書きました。

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